2009年1月14日水曜日

不振電機「次の柱」見えず ソニー・東芝、営業赤字へ(asahi.com)

不振電機「次の柱」見えず ソニー・東芝、営業赤字へ
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200901130410.html
出典:asahi.com
 
☆☆以下抜粋☆☆

 ソニー、東芝の09年3月期連結業績が大幅な営業赤字になる見通しとなった。世界同時不況の波にのまれ、自動車産業に続き、電機産業も「総崩れ」の様相だ。各社は人員や生産・設備投資計画の見直しに乗り出すが、新しい「成長の柱」は見つかるのか。

●設備投資への積極策が裏目

 ソニーの通期での営業赤字は95年3月期以来14年ぶりで、1千億円規模にのぼると見られる。4753億円の黒字と過去2番目の高水準だった前期から一転する。急激な円高に加え、欧米などのデジタル家電販売が落ち込み、「厳しい年末商戦」(中鉢良治社長)となったことも響いた。

 世界のデジタル家電市場の成長を見込んだ「拡張戦略」が、裏目に出た面もある。

 ソニーは主力のエレクトロニクス(電機)事業の復活を掲げ、他メーカーに比べて出遅れていた薄型テレビ事業のシェア確保を急いだ。テレビ用液晶パネルの調達では韓国のサムスン電子や台湾企業を頼り、コスト削減より、シェア拡大に力を入れてきた。

 そのテレビ事業は今期、5年連続の営業赤字が確実で、数百億円規模の赤字が出る模様だ。市場の冷え込みを受け昨年10月に販売目標を1600万台に下方修正したが、「急速な需要の冷え込みに対応しきれない余剰感がある」(中鉢社長)という状況だ。

 主力の電機事業で世界の従業員1万6千人以上を削減するなど大規模リストラに踏み切るが、急激な円高も進み、先行きは視界不良のままだ。

 一方、7年ぶりの営業赤字になる東芝も、主力の半導体事業が大ブレーキとなった。

 世界的な半導体需要の減少で、すでに08年9月中間期では、同事業だけで595億円の営業赤字を計上。その後も携帯電話やデジカメ向けなどで受注減と価格下落が激しく、半導体事業の赤字幅は2千億円程度に膨らむ見込みだ。

 東芝はここ数年で半導体事業に年2千億~3千億円程度の巨額投資を続けてきただけに、反動が大きい。今年春までに同事業だけで計700人の派遣社員を削減。生産工程の一部を海外に移管するなどのコスト削減策を進める。

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 今回の二社の営業赤字転落に、現在の電機業界の不振がよく表れています。不況の波に飲まれた格好ですが、苦境に耐える時というのは、新たな活路を見出す好機でもあります。日本のモノづくりがだめになったはずはありません。経営の効率化を進め、飛躍することを願っています。

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