2005年8月3日水曜日

電機と自動車業界つなぐハイブリッド車(Itmediaニュース)

電機と自動車業界つなぐハイブリッド車
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/03/news078.html
出典:Itmediaニュース


☆以下抜粋☆

ハイブリッド車が自動車の電子化をけん引し、電機メーカーのビジネスチャンスを生む――NRIがこんな予測を示した。

 「ハイブリッド車が車の電子化を加速する」――野村総合研究所技術・コンサルティング一部の風間智英さんはこう指摘する。ハイブリッド車に搭載した高電圧バッテリーが車載機器の電子化を後押し。電機メーカーの車載機器参入の道を広げるという。

 ハイブリッド車とは、複数の動力源を持つ自動車。ガソリンと電気モーターで駆動する自動車を指すことが多い。

 ガソリン車と燃料電池車とのつなぎ役に過ぎないと見られがちなハイブリッド車だが「自動車のメインストリームになる」と風間さんは予測する。燃料電池車は現在、高額で燃料効率も悪く、ここ10~20年は普及しないと考えられるためだ。

 ハイブリッド車の2004年の世界販売台数は約17万台。自動車市場全体の0.3%に過ぎないが、年率平均45.5%で急成長している。市場を開拓したのは1997年にトヨタ自動車が発売した「プリウス」。本田技研工業や日産自動車、米General Motorsといった国内外のメーカーが相次いで参入してきた。

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先日のTV番組カンブリア宮殿では、日産のカルロス・ゴーン氏が電気自動車の今後(普及のためのビジネスモデルなど)について語りましたが、そのような燃料電池車とガソリン車とを繋ぐ存在であるのが、ハイブリッド車ということになりますね。自動車に部品を提供するメーカーの移り変わりとともに、新たなビジネスが生まれて来そうです。